テニス肘(外側上顆炎)

痛み 2018/12/17

テニス肘とは?

テニス肘の正式名称は、上腕骨外側上顆炎といい、主な症状は肘の外側の痛みです。

初期では、重たいものを持った時やタオルを絞る動作など、力を入れた時に痛みが強くなることが多いです。

悪化してくるとズボンを履いたり、顔を洗ったりなど、日常生活で何気なく行う動作でも痛みが発生してきます。

男性、女性どちらにも発生しますが特に女性に多くみられます。

原因

①上腕骨外側上顆炎

肘の外側(上腕骨外側上顆)には、指や手首を背屈させる為の筋肉が付いています。

その筋肉が繰り返し使われることや一度に大きな負担がかかった時に、付着部である肘の外側に炎症が起こり発生します。

②筋筋膜性疼痛

筋筋膜が硬くなる事により、血流障害が起こり痛みが発生します。

①と大きく違う点は痛みのあるところに原因がないことです。

痛みの出る部位は同じですが、人それぞれ生活習慣や体の使い方により、硬くなっている筋筋膜が異なります。

その為、原因になっている筋筋膜をほぐしていかないと症状の改善が見られません。

治療方法

①の場合は、患部に炎症がある為、基本的には安静にしていきます。

指や手首をどうしても動かす時は、サポーターで痛みを発する原因となる筋に圧迫をかけ、患部にかかるストレスを分散させていきます。

②の場合は、まず原因となる筋筋膜の硬さを問診や視診、触診の時に見つけていきます。

原因となる筋筋膜を手技や電気を用いてほぐしていき、血流を良くすることで痛みをとっていきます。

筋膜性疼痛の場合その場で痛みが軽減されることが多く、

臨床上では、外側上顆炎よりも筋膜性疼痛からの痛みの方が圧倒的に多くみられます。

くりの木接骨院にお任せください!!

①、②では同じ部位に同じような痛みがでますが原因が異なるので、治療も異なります。

その為、原因に対する治療が出来てないと痛みが取れていかないので、特に重要となるのは原因の特定です。

ただサポーターを巻いて安静にしているだけではなかなか良くなっていきません。

当院では、問診や視診、触診をしっかりと行っていくことで、患者さん一人一人に合った治療をさせていただいています。

早く治したい方や繰り返し症状が出ないように根本的に改善させていきたい方、

痛みに困っている方は是非一度くりの木接骨院にお越しください!!