接骨院の保険診療と自費診療の違い

コラム 2018/10/02

保険診療とは

主に健康保険を使って行う診療です。

整形外科、内科、皮膚科、眼科などもこれに含まれます。

あまり知られていませんが、接骨院では受診をする際に、保険診療の適用範囲があるのをご存知でしょうか?

健康保険の適用範囲

①骨折(fracture)

直接的にぶつけたり、間接的に衝撃が加わったことにより、骨が変形、破壊を起こす外傷であり、構造の連続性が絶たれた状態のこと。

*骨折及び脱臼については、緊急の場合を除き、あらかじめ医師の同意を得ることが必要。

②脱臼(dislocation)

関節を構成する骨同士の関節面が正しい位置関係を失っている状態のこと。程度により完全脱臼と不完全脱臼(亜脱臼)に分けられます。

*骨折及び脱臼については、緊急の場合を除き、あらかじめ医師の同意を得ることが必要。

③打撲(bruise)

打撲とは、「打ち身」とも言われます。転倒や何かにぶつかるなどで、体に外部から強い衝撃が加わることで起こる、皮下組織や筋肉などの軟部組織の損傷のうち傷口のないもののこと。

④捻挫(sprain)

捻挫とは、本来の関節の可動域を大きく超えて動きが加わった時に起こる損傷のことで、関節の靱帯や腱、軟骨などが傷つくケガのこと。

⑤挫傷(bruise)

身体表面には創(きず)がなく、内部の軟組織や臓器が損傷された状態。全身や局所が大きな物体と衝突することによって直接外力が加わったところや、骨などを介した介達力によって生じる。また打撲もこれに含まれる。

骨折・脱臼・打撲・捻挫・挫傷などの外傷のみが適用となります。

自費診療とは?

健康保険を使わない、健康保険適用外の診療です。

接骨院では主に、慢性痛・原因不明の痛み・疲労・スポーツのケアなどの、

治療を行うことができる診療です。

*整体院やカイロ、鍼灸院(一部は保険診療)はこれに含まれます。

現在では、骨盤矯正などを自費診療でやられているところが多くあります。

自費診療を使うメリット

自費診療は保険診療とは違い、様々な症状に対応して行う事ができます。

その為、自費治療にはいろいろなメリットがあると言えます。

・体の状態に応じて治療ができる。

・根本的な治療が行える。

・最新の技術、機器を使って治療を行える。

・早期の改善が望まれる。

早期回復・改善を求める方は自費診療!

接骨院での保険診療は、整体やその他治療院の自費治療と違い時間に限りがあります。

悪くなっているところの治療を行う場合、時間をかけて徒手治療を行った方が当然効果が出ます。

症状の強い場合、慢性的な場合、複合的な症状が出ているものは治療ヶ所も多くなる為、

限られた時間の中では、治療効果も出にくくなります。

くりの木接骨院では、早期回復・改善を第一に考えて治療を行っています。

患者様のニーズに合わせて、施術方法をご提案させていただきますので、

早期回復・改善を求められる方は、くりの木接骨院でお待ちしております。